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【東日本大震災2次災害】発災後複合的に襲った被害の全貌

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東日本大震災ニ次災害
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Smile Seed専属ライターのYaah!(ヤー!)です。Smile Seedのサイト上で、お役立ち情報を中心に情報を発信して行きます。

東日本大震災で起こった2次災害

3.11

東日本大震災は地震が引き金となり、さまざまな災害を引き起こしました。

東日本大震災の場合、本来2次災害である、津波がメインの災害といえるでしょう。

ではこの、地震プラス津波によってどのような2次災害が起こったのでしょうか。

実際、被災地にて活動した、実体験をもとに次の5つを上てみました。

 

1、火災

2、インフラ機能不全

3、寒さによる被害

4、判断の狂い

5、メンタル崩壊

災害という定義でも変わってきますが、ウィキペディアでは災害を次のように示しております。

災害とは、自然現象や人為的な原因によって、人命や社会生活に被害が生じる事態を指す。

ウィキペディアより

こちらの災害の定義であれば、先ほど示した5つは2次災害といえます。

 

では、ひとつひとつどういう災害なのか、詳しく話しますね。

 

1、火災

3.11ニ次災害

火災はは至る所で起こりました。

幸い、発災した時刻が14:46だったので、台所仕事などしていたご家庭なとが少なく、家庭から出火したケースは少なかったのです。

では東日本大震災で、火災はどのように起こったのでしょうか?!

それは、意外にも津波が原因だったのです。

そして津波火災の30%以上が、車両火災だったというデータも出ております。

この車両火災により、安全と言われる避難所が火災になるということもありました。

 

津波でなぜ車両火災が起こるのかというと、それは

車のバッテリー、プラス海水が原因です。

車両のバッテリーが、海水に浸水すると次のことが起こる可能性があります。

 

1、トラッキング現象

2、電気分解により水素が発生する

 

これら、2つの現象がミックスすると発火します。

 

1、トラッキング現象とは

ざっくり簡単にいうと、海水は電気を通します。

なので、海水で浸水したバッテリーは、プラスとマイナスがつながった状態になるということです。

乾電池で実験すると分かりますが、プラスとマイナスに細い銅線を直接繋ぐと、銅線は熱を発し真っ赤になります。

 

電気は「力」なので、消費する電球やモーターがないと、その「力」を熱として消費するのです。

この現象が起きます。

 

2、電気分解により水素が発生する

こちらもザックリ簡単に説明すると、海水に含まれる成分が電気分解を起こします。

その時に、水素が生成されます。

 

以上の2つを、ちゃんと説明しようとすると、電気理論や化学式などを使います。

それだけで、専用の記事が出来上がるぐらいなので、ここでは本当にザックリ簡単に説明するだけにします。

 

これららの原因により、火災が発生しております。

しかも、数日経過してから発火するという事例もありました。

火災に関しては、これだけではありませんが、意外にも車両火災が多発したので2次災害として取り上げました。

 

2、インフラ機能不全

3.11ニ次災害

 

インフラとは、インフラストラクチャーの略です。

意味は、「下支えするもの」「下部構造」です。

ここで言うインフラとは、「電気」「ガス」「水道」「通信」「交通」「家屋」を指します。

これら、6つが一気に使えなくなった大変さは、想像に難くないと思います。

 

しかしこれらが、不全になることで何が起こったのかそれぞれの状況で違ってきます。

おそらく、電気、ガス、水道への備えは気持ちの中にもあったのではと思います。

しかし、東日本大震災が大震災と言われる所以は、「交通」や「家屋」までもが破壊されてしまったことです。

 

交通が遮断されれば、衣食住に必要な物資輸送も止まります。

「家屋」を失えば、一瞬にしてホームレスになるのです。

この打撃は想像を超える、困難なことだったのです。

 

 

3、寒さによる被害

ニ次災害

3月11日の東北はまだまだ寒い季節です。

この時期に、インフラがストップするということは、どれほど大変だったかです。

なので災害の時の季節も、2次災害になり得るということです。

 

 

4、判断の狂い

パニック

災害の時、思考がどう働くのか予想出来ません。

なので防災訓練などは、とても有意義なのです。

某石巻の小学校では、教員の判断ミスによりの多数の生徒が亡くなりました。

 

このようなことは、社会問題ともなり大きく取り上げられました。

しかし小さいところでも、似たようなことが起こっているのです。

とにかく逃げなくてはならないのに、足止めさせたり、居てはいけないところに居て下敷きになったりと、沢山あります。

 

このようなことを書いていいのか分かりませんが、実際の体験談なので話しますね。

車で逃げようとした時に、進もうとしたら突然

「そっちには逃げるな!!」

と頭の中で、叫び声が聞こえたそうです。

その後近くの川が氾濫し、逃げた方向は水没したとのことです。

その時、逃げようとした方向には、何台かの車が走って行ったとのことでした。

その方は信心深く、普段からお位牌に手を合わせるような方だったそうです。

 

何かしらの知らせを聞いて、助かった話しは多数存在します。

しかし、このようなことを当てにはできません。

なので、その時に起こった災害がどういうものなのか、そしてどう対処すべきかは事前に知っておく必要があります。

情報を得るツールとして、ラジオはとても有効です。

テレビやスマホは、有事の際は使えない可能性があります。

よりよい判断ができるように、家などに、乾電池で動くラジオを置いておくことも大切です。

 

 

5、メンタル崩壊

パニック

ボランティア活動をしていて、物質的な復興は進んでいきます。

しかしその時に味わった体験からくる、ショックから立ち直れない方々もいるのです。

こちらも2災害と言えます。

 

むしろ物的ものよりも、こちらのメンタル的なことの方が大切です。

東日本大震災が発災してより、10年の月日が流れました。

現地の景色は年々変化し、復興したかのように思えます。

しかしそこに生活する方々は、さまざまな思いを持っているのです。

 

 

具体的に、東日本大震災における5つの二次災害について話しました。

こちらに書いたことは、実体験からくるものです。

データやそのようなものではなく、肌で感じたことということをご理解ください。

また福島原発事故に関しては、今回入れておりません。

なぜなら、そもそも論的なことや、政治的な絡み等問題が複雑化しています。

ここでは、専門的知識等もないので、中途半端に触れることを避けるためです。

 

 

 

二次災害を最小限にするために

防ぐ

災害の種類によっても、起こり得る二次災害は変わってきます。

いずれにしても、災害に対する知識量があればあるほど、二次災害への具体的な対応が可能です。

日本は災害大国です。

なので、どこかで災害が起こったことをニュースで知ったのなら、興味を持つことも大切です。

 

先日は(令和3年10月22日)桜島が噴火しました。

このような噴火による災害は、日本人のほとんどの方々が体験したことのないことです。

しかし起こりうることもあるのです。

防災は「備え」が大切です。

物的にも、心の面でも「備え」をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今、日本でどこが安全なの?!

安全

今、日本のどこが安全ですか?

この質問結構受けるんです。

スマイルシード、理事長の黄本も良くこの質問がくるそうです。

 

理事長はこの質問に対して即答してます。

その答えは、

自分のいるところ

ということです。

 

この回答をお聞きなになった方々それぞれで、捉え方が全く変わります。

 

・えっ、それってどういうこと?

・結局どこが安全なの?

・なるほど、そういうことか!

・なかなか深いなぁ・・・

 

などなど、色々解釈があると思います。

 

災害って、遭う人は遭うし、遭わない人は遭わないのです。

それをいっちゃお終いと言われそうですが、そうなんです。

本当に不思議なもので、そういうことがあります。

これについては、他に記事にしたいぐらいなので、機会があれば書きたいと思ってます。

 

まとめ

安全

防災への関心は、とても高まってきていると感じます。

阪神淡路大震災、東日本大震災などを経て、今も各地で地震が多発しております。

天候も、何十年に一度という現象が頻発してます。

それに伴い、風水害もあちこちで起こってますね。

 

そらに現在は、コロナ禍の只中にあります。

そのような中で私たちはどうあるべきなのか、考えたことありますか?!

私は何か地球や宇宙からメッセージすら感じます。

 

これは主観なので、タワごととして聞いてくださいね。

災害が起こると、何気なくしていたことが、出来なくなります。

電気、ガス、水道が止まったりすると、当たり前のように入ってお風呂も入れなくなったりしますね。

 

まして、今コロナ禍になっていかがでしょうか?

外出も制限され、飲食店での楽しい一時も奪われています。

まして、ろくに空気を安心して吸うことも出来ません。

マスクや消毒を行わなくてはなりません。

そして、コロナに感染したのなら、親しい友人、家族までもが脅威になるのです。

 

当たり前のことが、そうではなくなります。

ここにヒントがあるように感じます。

 

そもそも当たり前に感じていたものって、そうではないんだという気付きが必要ではと思います。

空気があって当たり前。

水があってあたりまえ。

食べたり飲んだりして当たり前。

家族がいて当たり前。

命があって当たり前。

これってどうなんだろう・・・

そんな問いかけを受けてるように感じるんです。

 

そうではなく、空気や水、食料等天地の恩恵を受けていることに、敬虔になる必要があるのでは。

そう思うんですね。

ここに災害が提供する、共通のテーマがあると実感します。

それは「知らず知らずのうちに受けている、恩恵への感謝」ということです。

 

時に命を奪う災害が、なんのメッセージもなく、ただなんとなく起こっていて、そこに意味はない。

そう思う方もおられるかもしれません。

しかし、被災地に足を運び、そこで体験したことを振り返ると、

「災害には意味がある」

そう思えてならないのです。

その意味は、共通して「感謝」を教えていると感じます。

今の話は、一人のライターのつぶやきとして受け止めてくださね。

 

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