【ボランティアのきっかけ】意外に多い理由とは、考えてみれば当然?!

ボランティア自体を、ご存じない方はいませんね。
その反面、なぜボランティアを行うのか?
そういう疑問って、少なからず抱く方も多いのではないでしょうか?
「ボランティアをやるきっかけ」
それってどうきっかけなんだろう・・・・
そこには、西洋と東洋では、以外な視点の違いがあるかもです。
「ボランティアをやるきっかけ」について、少し変わった角度で考えました。
目次
ボランティアのきっかけは、○○が49%【文部科学省調べ】
ボランティア活動に参加した直接的きっかけ
(注)回答者はボランティア活動に参加したことのある人612名。文部科学省より
ボランティアのきっかけで、一番多いのが
「自分の自発的な意思で」で49%というデータがあります。
ボランティアさん記者のほぼ、半数が
「自分の自発的な意思で」ということなんですね。
ボランティアをする具体的なきっかけ
私の周りの話しになりますが、参考までに実際にボランティアのきっかけとは、どういうものか話しますね。
海洋生物に興味がある方が、次のようなボランティア活動を行っています。
それは、海岸の清掃活動です。
海洋生物のことを勉強していった時に、海が汚れていることを知ったのがきっかけになってます。
何か自分が好きなことや、興味のあることから実情や実態を知り、ボランティア活動に至ってます。
私の町内では、子供が朝の通学の時に、道路で安全確保をしている、「おじさん集団」がおります。
この方々は、当初我が子が小学校に登校する時に、当番で道路の安全確保をされていました。
その後、我が子が小学校を卒業しても、朝、道路の安全確保をしてくださっています。
また、その輪が広がり、今では町の治安維持のため、パトロールもしています。
地球の砂漠化問題の深刻さ知り、植林活動を行う青年たち。
地球上で今もなお、1日に東京ドーム約3.500個に相当する場所が、砂漠化していることを知ったのをきっかけに、ボランティア活動に参加されています。
住んでいる町で、子供たちが積極的に町のゴミ拾いの姿を見て、町の美化のためにボランティア活動を始めた方もいます。
この方は、子供たちが道路に落ちているタバコの吸殻や、空き缶などを拾っている姿を間近で見たとのことです。
そのゴミの多くは、大人たちが捨てているゴミです。
大人たちが捨てたゴミを、子供たちが拾うということを知った時、とても恥ずかしい思いになったのでした。
そこで自ら、ゴミ拾いをするようになったのです。
その他にも、親しい方や、尊敬する人がボランティア活動をしていたから、というきっかけも多くあります。
学校や会社で、ボランティア活動をしていたからというのもありますね。
こちらで紹介した、具体的なボランティアをやるきっかけはほんの一部です。
ボランティア活動は「何かのために」が根底にあります。
この「何かのために」の何かを「未来のために」とも置き換えられます。
ここで2つの考え方が生まれます。
1、少しでも、キレイで快適な世界を未来に残したいという考え。
2、今が良ければ、未来のことはどうでもいいという考え。
です。
1と2では、どちらが豊かな考えかは、判断に難しいくないですね。
自分を突き動かすきっかけは、様々あります。
しかし、共通的に言えるのは、「未来のために、できることを」とも言えるかもしれないですね。
ボランティアのきっかけがなぜ自発的が多いの?
自発的にとは、自ら進んでという意味ですね。
ではなぜ、自発的がボランティアのきっかけで多いのでしょうか?
人は誰からに言われて、行動するのが嫌ですね。
またボランティアは、頼まれてするものではありません。
なので、ボランティアのきっかけが、自発的が多いのは、当然の結果とも言えます。
しかし、少し深堀すると、自発的の中にも色々あるのではないでしょうか?
例えば、
・自分自身が、何か不自由な体験をして、そこから誰かを助けたいと思った。
・知人がボランティアを体験して、とてもいいという話しを聞いた。
・尊敬する人が、ボランティアをやっていた。
・ボランティア活動を行うと、自分にとって有利になる。
・所属している組織(学校や会社等)の活動の一環としてボランティアがあった。
など色々考えられますね。
ではなぜ、自ら自発的にボランティアをするのか、次に考えてみましょう。
ボランティア活動を、なぜしようと思うのか?
ボランティア活動をなぜしようとするのか?
という疑問の裏には、
なぜ報酬もないのに、労働を提供するのか?
なぜ自分にとって、有益ではないのにボランティア活動をするのか?
というところから、疑問が湧くのではないでしょうか?
ボランティアのきっかけがあっても、根本的にやろうと思っていなければやりませんね。
ボランティア活動は、社会の潤滑油のような役割をしています。
潤滑油とは、エンジンオイルのようなものです。
エンジンは、その性能を発揮するためにエンジンオイルが必要不可欠です。
しかしその存在が認識されることもない、地味な存在です。
社会においても、ボランティア活動によってどれだけ円滑になっているのか、測りしれまん。
そして結果的に、自分自身の環境をよくしていくことになります。
例えば、世界のホテルでどの国のお客様が評判がいいのかというと、1位が日本です。
この評価は、マナーや部屋の使い方、態度など色々な総合評価で決まります。
特に部屋の使い方においては、抜群の評価を得ているようです。
ベットや、洗面台などもキレイにし、タオルなども持ち帰ったりしません。
対価を支払って、宿泊したホテルの部屋を、キレイする必要はないかもしれません。
でもキレイにした方が、何かと気持ちがいいものです。
去る時、後を濁さず的感じでしょうか。
このような感覚って、日本人が強いんですね。
日本国内にいると、あまり気付かないことですが、海外からみるととても好印象な習慣のようです。
また電車でも、海外の方からみると驚きの対応があります。
それはローカル線でも、車イスなどの方への対応です。
乗車位置を把握して、乗り降りのサポートをします。
コンビニエンスストアなどの対応も、そうです。
暖かいものと、冷たいものを分けたり、礼儀正しく挨拶をしますね。
アパレルショップなどで、服を購入するとちゃんと畳んで、袋に入れてくれたりもします。
このような対応って、海外からみるととっても驚きなことのようです。
これらは、ボランティア精神があるからではないでしょうか。
そして、結果的に自分も相手も気持ちよくなります。
日本人に染み付いた感覚が、何かのきっかけでボランティアをやろう!
そう思わせているのかも、知れないですね。
まとめ
ボランティアをやるきっかけは、約50%は自ら進んでが多い。
ボランティア活動をやる具体的なきっかけは、人それぞれあります。
・何かに興味を持ち、その実情や現状を知ったのがきっかけになる。
例えば、海の汚染や、環境問題など。
・地域の環境をよくしたいという思いが、きっかけになる。
例えば
登校する子供たちの安全を確保するため。
町の美化のためになど。
・知人や尊敬する人が、ボランティア活動をしているのがきっかけになる。
・所属する組織で、ボランティア活動をしたり、推奨している。
など、きっかけはたくさんある。
ボランティア活動の根底には、「未来のために」という共通する思いが込められている。